テテレコラムvol.2:デザイン素人でも知っておきたい企業ロゴの変化とトレンド
今回はデザイン素人でも知っておきたいロゴのトレンドって事で今の流行っている企業ロゴデザインについてデザイン素人の僕が面白いと思ったトレンドまとめてみました。
今回のポイントはココ
- デジタル時代になった事、SNSの影響力がロゴを変えていった。
- シンボルはシンプルでフラットデザインを採用が増えてる
- 使用フォントはサンセリフ体が多い
シンプルなフラットデザインがトレンド
IT業界では顕著な流れ
IT業界ではアプリのアイコンやユーザーインターフェースもシンプルなフラットデザインが主流です。
誰もがスマホもちネットにアクセスできる時代においてより利便性を高めるためにこのデザインが増えていきました。
データ量を減らしページの読み込みなどを早くするためや、ユーザーが操作しやすようなするため。
どんなデバイスからでも同じように表示できるようという狙いでこのデザインが主流になっています。

現在、iPhoneもWindowsもフラットにスッキリ。
これは僕のiPhoneのアイコンですが見事に立体感のないフラットなデザインのアイコンになっています。

iPhoneの発売当初はのアイコンは立体感のあるデザインでしたが、今は立体感のないフラットデザインになっている。
Windowsの左下の旗マークも立体感のない図形に変わり操作画面もよりシンプルに変わりました。

企業シンボルもどんどんシンプルにフラットに

他の企業のシンボルロゴもどんどんシンプルにフラット化が止まりません。BMWやフォルクスワーゲン、ミニなど自動車業界でもこの動きは盛んです。これもまた、デジタルメディア表示しやすいようなど考えられて変更されています。
立体感と装飾が減り、文字要素もサンセリフ体の使用するようになってきています。

他にもマスターカードなど元のロゴの装飾を省き重要な要素だけで構成されているシンプルなものにどんどんなってきました。
ブランドロゴのフォントはサンセリフ体がトレンド
ロゴはシンプルでフラットなものにどんどん変更されているなかで、使用されるフォントも変化しています。近年、ハイブランドロゴをはじめとして様々な企業がセリフ体からサンセリフ体への移行が進んでいます。
セリフ体とは

欧文フォントにおいてセリフ体は画像の赤マルように文字の先端に装飾があるものです。このフォントはデザイン性が高く伝統的で格式のある雰囲気を出します。
また、英語で文章を書くときはこのセリフ体が読みやすいとされいるので新聞や雑誌の紙面で使用される事が多いです。日本語フォントだと明朝体のイメージ。
サンセリフ体とは

一方でサンセリフ体はセリフ体のように先端に装飾がなくスッキリしたデザインのものです。
スマホやSNSで採用されているのはこのタイプのフォントが多く、イマドキな感じがします。日本語フォントだとゴシック体のイメージです。
なぜサンセリフ体するのか?
- リブランディング 新たなイメージを作りたい
- SNSの発信力に合わせる
サンセリフ体を採用するのはやはり、今までのイメージから脱却したいという企業の考えがあるといえます。しかし、もっとも大きいのはSNSの影響力が強くなっているからだとファッション系YouTuberのMBさんは言っています。
iPhoneなどに元々入っているサンセリフ体などの文字でブランドのことをどんどん書かれたら昔から守ってきた筆記体のかっこいいブランドロゴよりサンセリフ体で書かれたブランドのフォントの方が消費者のイメージに残ってしまうわけです
なのでバレンシアガはロゴを変更したんです!
ロゴをカッコつけた書体から誰でも再現できるサンセリフ体にしてどの端末でもほぼ同じように再現されるフォントを使ってSNSの発信に対応させるようにしました。
note MB より
この説明を聞くとなるほどって腑に落ちる。確かにブランドロゴを守るのは今はかなり難しいし、それなら誰でも再現できるロゴに変更するっていうのは画期的だなと思う。
没個性になるかも
一方で装飾があまりないロゴフォントだから、ブランドロゴだけでは個性が出しにくいからなおさら、世界観とか中身を強化していかないと没個性でブランドが廃れていく気もします。
まとめ:今後のロゴの変化も楽しみ
最近のロゴデザインの流れはデジタル化スマホとSNSの普及がかなり影響を与えている。
逆に言えば今後10年20年後に日常生活を変える製品やサービスが出てきたときに、それに合わせてデザインも変わっていくと想像するのも楽しい。
逆に原点回帰的な動きやさらにミニマルデザインに行っていたら面白いなと思います。
こんな知識が少しでもあると日々の生活で変化を発見きてより視野が広まって面白いかもしれません。