日本にいることを忘れてしまうヨーロッパにいるような感覚に。那須ステンドグラス美術館

 今回は茨城県の那須高原にある那須ステンドグラス美術館でをご紹介。美術館の外観から内観までヨーロッパにいるような錯覚に陥ってしまうほどの雰囲気のある美術館でした。その建築のなかでステンドグラスを見るのは最高です。

おすすめポイントと気になるところ。

おすすめポイント

  • 美術館の建築が英国みたいでカッコいい
  • 礼拝堂が本当の海外の教会みたい。
  • 大きなステンドグラスが圧巻の美しさ。
  • ステンドグラスを眺めながらの週末コンサートが最高。

気になるポイント

  • 館内はバリアフリーではない、段差や薄暗いので注意が必要。

館内の世界観は抜群に良いですがイギリスの伝統的な建築を再現しているためバリアフリーではありません。体が不自由な方には薄暗い館内の階段や段差が大変かもしれません。

また、館内にはガラス製品が多いため小さな子供と回るのは神経を使いそうです。

美術館までのアクセス。車が1番便利

公共交通機関だと東京からだと東北新幹線の那須塩原駅で乗り換えJR宇都宮線で黒磯駅下車 。そこから路線バスだで那須湯本行きに乗るか、タクシーの二つです。

一番は車で行くことがオススメです。今回、僕は東京から向かったので大宮駅でレンタカーを借りて向かいました。

 路線バスだと時間が拘束されたりするし、観光スポットが散らばっていて回りにくいのでレンタカーを借りて回ると効率的です。

美術館の建築が英国みたいでカッコいい。

一番の見どころはなんといってもステンドグラスですが、これだけでなくその建築物そのものがすごくカッコいいのです。石造りの建築です。

壁のレンガとゴツゴツした岩の外壁が日本では見かけることが出来な工法なので見どころです。

駐車場から美術館

美術館の敷地に踏み入れると日本にいることを忘れてしまいます。街頭や石畳の道、芝生の庭などイギリスチックでハリーポッターを彷彿させる欧米の建築って感じです。

公式サイトによるとイギリスのマナーハウスを参考にしているとのこと。資材や建築工法まで本物にこだわっているそう。

マナーハウスとは

中世イギリスの荘園(マナー)領主邸宅をいう。城郭に比して,防備的性格の希薄なものをさし,イギリスは大陸諸国に比べて治安が良好だったため,13世紀から15世紀にかけての遺構が多数見られる。吹抜き大広間(ホール)を中心に置き,それに台所少数の家族室を接続した簡単な構成で,初期には敷地で囲んだり,塔門を設けたりした。大広間は,床にが切られ,化粧屋根裏の美しい小屋組みを特色としていた。各室とも窓が大きく,油布・油紙を張った建具を入れ,城郭よりもはるかに住み心地がよかった。

出典 株式会社平凡社 世界大百科事典 第2版

 止まってる車のヨーロピアンで素敵だし、この風景にマッチしています。おそらくここでは結婚式もできるのでその時の送迎用の車のようです。

趣ある建築の中のステンドグラス

 いざ美術館の中へ進みます。ここでは素敵なヨーロッパ建築の中でステンドグラスを楽しめます。一瞬日本にいることを忘れてします。

 館内には 1800年代中心のアンティークステンドグラスが配されおり、ヨーロッパにある本格的な教会のようで天井が高く側面には聖書のいろんな場面を写したステンドグラスがあります。

高い天井と上の方に取り付けられてステンドガラスから陽が入りとても幻想的です。

 ちなみステンドグラスは当時、文字が読めない人にも分かりやすく聖書の内容を伝えるために教会に作られたみたいです。

 館内にはアンティークの椅子が至る所にあり、実際に座ることが出来ました。座ってゆっくりステンドグラスを眺めるのも最高です

 館内は少し薄暗くそこにステンドグラスからの光やステンドランプで照らされていたりとても雰囲気があります。

また、段差があったり入り組んでいたり、天井が高くなってるところに低い所、2階から1階のステンドグラスを覗けたりと面白い構造になっています。

2階から望む1階の風景
高い天井とマリア像

至る所にあるランプも綺麗で見どころ。 リチャード・リー 作のランプ。

やっぱり大きなステンドグラスに目が行ってしまいがちだけどリチャード・リー 作のステンドグラスランプも館内に多数展示されています。

館内の光は基本的にこのランプで照らされていています。綺麗な見た目と温かみのある光は心にしみます。

リチャードリーとは

1973年から10年間、アメリカのポール・クリストのスタジオで、ティファニーランプについての知識や勉強をして学びました。その後、ドイツでTIFFANY LEE LANPS DEKORE-TION GMBH社を設立しました。そこで研究をした結果オリジナルのステンドグラスを作ることに成功し製作するようになりました 。

那須ステンドグラス美術館:公式HP

トンボや花やブドウ、様々なイラストが描かれているランプは色んな顔を見せてくれます。ガラスのデザインよってランプの光り方も違うので、比較しながら鑑賞するのも楽しそうです。

 1階の通路ではステンドランプが並んでいて購入することもできるようです。価格はやはり高価ですが、ここまでの品揃えは中々ないのではと思います。

2階談話室
1階通路、購入可能なランプ

週末コンサートを狙って訪れるのがおすすすめ。

 土日にはセント・ガブリエル礼拝堂にて週末コンサートが行われています。ハープやフルート、ピアノ、ソプラノ歌手の歌など様々な組み合わせでコンサートは行われています。

 今回はソプラノ歌手の橋本美香さんがピアノの演奏もとでコンサートが行われていました。演目は演歌とクリスマスソングでした。初めてのプロのソプラノ歌手の歌声は素晴らしく、美しい歌声と大きな声量に圧倒されてしまいました。

 やはりこのステンドグラスと教会の雰囲気のなかで聞くソプラノの歌声は神々しく厳かな気持ちになります。むしろこの入館料でこの体験は安すぎと思ってしまいました。

 逆に平日でこのコンサートがないと小さめの美術館なので少し入館料が少し高いと感じる人もいるかも。

毎日開催、パイプオルガンの演奏

 また、 セント・ラファエル礼拝堂 では毎日アンティークパイプオルガンの演奏で行われているます。この礼拝堂は館内で一番広い空間でステンドグラスを一番大きいものが見ることができます。

 1公演15分程度です。オペラの歌手やパイプオルガンの音色は中々聴くことが出来ないし、このような空間で聴くのはとても貴重で神聖な気持ちになります。15分くらいなので、日頃あまり聞かない人でも飽きずに楽しめるかなと思います。

まとめ:こころ洗われる美術館

 日本にいることを忘れて海外に来たような気分になれる素晴らしい美術館。建築から中のステンドグラス、そしてパイプオルガやソプラノの歌声などすべてが素晴らしく心から安らげる美術館でした。那須に来たらまた訪れたいところが見つかりました。

以上、那須ステンドグラス美術館レポートでした。

施設情報:那須ステンドグラス美術館

  • 住所:栃木県那須郡那須町高久丙1790
  • 電話番号:0287-76-7111
  • 公式HP: http://sgm-nasu.com/

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