2019 夏の東京アートスポット巡りをした話。美術館おすすめ3選。
夏といえば海とかBBQだけれどどこも暑い。そんな時は、涼しく楽しめる美術館が快適に過ごせるので良いですよね。ということで今回は夏の東京で好きなアートスポットを色々巡ったのでそれをご紹介します。
森美術館 (MORI ART MUSEUM)
東京で現代美術館といえば森美術館です。 昔の小難しい絵画を見るのは苦手っていう方も、現代アートはポップで斬新な作品も多いのでどなたも楽しめるはず。
最近では新海誠監督の『天気の子』でも登場してます。東京を代表する美術館。 今回は『塩谷千春:魂がふるえる』の会期中でしたのでお伺いしました。
本展は、塩田千春の過去最大規模の個展です。副題の「魂がふるえる」には、言葉にならない感情によって震えている心の動きを伝えたいという作家の思いが込められています。大型インスタレーションを中心に、立体作品、パフォーマンス映像、写真、ドローイング、舞台美術の関連資料などを加え、25年にわたる活動を網羅的に体験できる初めての機会になります。「不在のなかの存在」を一貫して追究してきた塩田の集大成となる本展を通して、生きることの意味や人生の旅路、魂の機微を実感していただけることでしょう。
森美術館 展覧会概要より
エネルギッシュな作品ばかりで圧倒されます。この作品以外にも映像作品や絵画など初期の作品から現在に至る作品のを観覧することが可能です。





この美術館では展望台とセット券なのでなおので展望台からの景色も楽しめます。特に東京タワーを綺麗に眺められる立地なので the tokyo という景色を楽しめます。
ビルの一周ぐるっと回る展望台なので東西南北どの方向の景色を見ることができます。お台場フジテレビや再開発中の渋谷、新宿の高層ビル、新国立競技場など移り行く街の変化も観察できて建築好きには最高の場所。

夜遅くまで開館しているので夜景を目当てに行くのもおススメ。また、夜の方が人も少ないので落ち着いて観覧できます。
PERROTIN TOKYO(ペロタン東京)
次は森美術館に行ったら寄りたいギャラリーです。その名もPERROTIN TOKYO(ペロタン東京)。六本木ヒルズの麓のシェイクシャック裏手のところにギャラリーがあります。

ペロタン東京は、1989年にエマニュエル・ペロタンがフランスで創業した現代美術ギャラリーの支店として2017年にオープン。ギャラリーの空間設計は建築家のアンドレ・フーが担当した。
美術手帳より
ガラス張りの外観が特徴的で海外アーティストを中心としたギャラリー。無料で世界的なアーティストの作品に触れられるというのがとても良いです。

今回のメイン展示はジョシュ・スパーリングの作品でした。色彩豊な湾曲した作品で可愛い世界観でした。その他にも、世界的に活躍する村上隆さんの作品もあり、無料でありながら充実した展示内容でした。六本木を訪れた際は必ず行きたいギャラリーです。
エスパス ルイ・ヴィトン東京
こちらも無料で楽しめるルイヴィトンのギャラリー。表参道のルイヴィトン表参道店の7階にギャラリーがあります。

高級感あふれるエントランスを右に曲がりると左手にエレベーターがあります。これでフロアを上がります。
7階にある天井の高いガラス張りの大きな部屋にアート作品が飾られています。毎回、解説もしっかり準備されているので読んでみると理解が深まりそうです。
文化的な施設を設けて、無料で開放するとはさすがルイヴィトンって感じです。このような文化的な取り組みが出来る企業は素敵ですね。

今回は フランスのアーティスト、クリスチャン・ボルタンスキー の展示でした。大きなスクリーンが二つ。その前には草木で自然が再現されています。
草木の香りを感じながら、スクリーンに投影された自然の景色と風鈴の音が心地いい空間を演出しています。音、香り、映像、の要素で都会にありながら自然を感じることができました。

まとめ
東京には紹介したもの以外にも無料で楽しめる文化施設が多くあります。どの施設も個性豊かで夏の暑い日は涼しい美術館、ギャラリーをめぐってみるのはいかがでしょうか。
施設情報
- 森美術館: 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階
- ペロタン東京:東京都港区六本木6丁目-6-9 ピラミデビル1F
- エルパス ルイ・ヴィトン: 東京都渋谷区神宮前5-7-5 ルイ・ヴィトン表参道ビル 7F